■フロントサイト







バン・システムを構成するスリーブ部品にフロントサイトベースが一体で加工されている。このベースにサイトブレードが差し込まれ、Kar98kと同じ部品を流用したフロントサイトガードが付いている。スリーブは銃身に設けられた固定金具に差し込んで固定するため、嵌合部との合わせにガタがあると、命中精度にも悪影響が出る。












フロントサイトは左右調整が可能。掲載品は左へ寄った位置で固定されている。ベース後方の傾斜部に太陽光の反射を軽減する細かい溝が加工されている。




■リアサイト












タンジェント式のリアサイト。射撃距離はスライダーを動かし、100mから1,200mまで、50m刻みで調整できる。リアサイトのベース部分はレシーバーと別部品になっており、レシーバーにはんだ付けで固定される。






射撃距離を1,000mに設定した状態。





リアサイトの照門はV字型にカットされているが、マニュアルには「照門はU字型」とある。






リアサイトの裏側。この部品には製造番号やバッフェンアムトなどの刻印は打たれていない。








射撃距離調整スライダーは本銃で唯一、製造時から部品が交換されていると思われる。本体とは一致しない「9237」、「237」の製造番号とワルサー社を示す「359」のバッフェンアムトが打たれている。




リアサイトを跳ね上げると、リアサイトにテンションを与える板バネが配置されている。




板バネを保持する部品には「8178」の製造番号。




リアサイトベースの左側、「135」のバッフェンアムトと「8178」の製造番号。







射手の照準目線に近いアングル。半自動射撃で前後に動くボルトはレシーバー上部のカバー内に隠れてしまうので、射手からは可動部が見えない。「射撃時に上部の部品が動かない」という陸軍兵器局の要求をおおよそ満たしている。



もどる