■MP40短機関銃 マニュアル(民間出版)
1942年頃、ベルリンのハインツ・デンクラー出版社から刊行されたMP40短機関銃の取扱いマニュアル。軍の公式マニュアルとは異なり、兵士などが個人で購入できる市販の教育用冊子で、表紙には販売価格0.25ライヒスマルクと記載されている。
MP40の構造、分解・組み立て、射撃時の作動、作動不良の対処方法、清掃方法などを解説。巻末には1941年にドイツ陸軍から発行された作動不良防止に関する注意書きが収録され、MP40の左側面図と断面図が折り込み式で付属する。冊子末尾には出版社の書籍注文書が印刷され、Kar98k、P08、P38、MG34などの取扱いマニュアルのほか、軍事教育や服務に関する多様な出版物が紹介されている。
本項ではリプロ品を紹介する。表紙サイズ:102×142㎜、22ページ。
マニュアルの全文日本語訳と、原書に掲載されたイラスト3点を紹介する。
MP40 短機関銃 解説と取扱い
ハインツ・デンクラー 編
ハインツ・デンクラー出版、ベルリン C2
目次
短機関銃についての一般事項 3
短機関銃の主要部品 5
分解と組み立て 7
射撃時における銃内部の作動 8
作動不良、その解消方法および作動不良発生時の対処 9
短機関銃の付属品 11
短機関銃の取扱い 11
マガジンへの装弾 11
短機関銃の携行と設置 12
安全装置と装填 12
安全装置の解除 13
マガジン交換 13
弾抜き 13
短機関銃の清掃 13
付録:作動不良を防止するための短機関銃取扱要領 18
短機関銃についての一般事項
MP38/40短機関銃は08式拳銃弾(9mmパラベラム弾)を使用するフルオート式の自動火器である。短機関銃の口径は9mmで銃身は固定式である。短機関銃は人員などの非装甲目標に対して有効で、取り回しに優れた速射火器である。近接戦闘用の火器としては、その扱いやすさ、機動性、操作の簡単さ、作動の確実性、そして迅速に射撃準備を整えられるという点で軽機関銃を上回る。しかし、射程、貫通力、装弾数、200mを超える距離での射撃精度、さらに縦深方向への制圧効果については軽機関銃より劣る。このため短機関銃は軽機関銃を補完することはできるが、その代わりとなることはできない。
短機関銃では小さな目標なら100mまで、より大きな目標なら200mまでの距離において良好な効果を期待できる。200mを超える距離では消費する弾薬量に見合った効果を得ることはできない。短機関銃は、短い連射と継続的な連射のどちらも行えるように設計されている。連射中も銃を安定して保持できるため、狭い範囲に集弾させることが可能である。
短機関銃の特性が最も発揮されるのは近接戦闘であり、敵の突撃を阻止する場合、地下室・窓・開口部などから射撃する場合、市街戦、さらには突然出現する素早く移動する目標に対処する場合などである。兵士が携行できる弾薬の数量が少ないこと、また最前線まで弾薬を補給することが困難であることから、短機関銃の使用はその場で生じる短時間の任務、近距離での射撃、そして近接戦闘に限定される。
短機関銃の性能を十分に発揮させるためには、銃について正確に理解し、迅速かつ正しく取り扱えることが極めて重要である。不適切または不注意な取扱いは射手自身だけでなく、その周囲にいる者を重大な危険にさらす。また、不適切な取扱いや誤った手入れは銃を損傷させ、射撃性能を低下させる。
短機関銃の主要部品
MP40短機関銃(※)は、次の主要部品から構成される。
※ MP38とMP40との相違点として、MP38のレシーバーには溝が設けられているのに対し、MP40のレシーバーは表面が滑らかな形状となっている。
・銃身、アッパーレシーバー(チューブ)およびマガジンハウジング
・ロアレシーバー
・グリップフレームおよび折りたたみ式ストック
・ボルト
銃身内では装填された弾薬が撃発され、弾丸に運動、方向、そして回転が与えられる。射撃中、銃身そのものは動かず固定されている。銃身前部の銃口後方には、フロントサイトガードで保護されたフロントサイトが取り付けられている。銃身の下部には、銃身と一体となったバレルレストが設けられている。これは遮蔽物などに銃を置いて射撃する際、銃身を保護する役割を持つ。また、銃口から数センチ後方の部分はストッパー状に強化されており、地下室の開口部、窓、装甲車などから射撃する際に、反動によって銃が後方へ滑るのを防ぐ。
リアサイトが取り付けられているアッパーレシーバーはボルトを保持し、その前後運動を案内する役割を持つ。アッパーレシーバー下部に取り付けられたマガジンハウジングにはマガジンを挿入し、マガジンキャッチによってこれを固定する。マガジンハウジングの後方にはエジェクターがあり、射撃後に薬莢を外へ排出する役割を持つ。
ロアレシーバー、グリップフレームおよび折りたたみ式ストックは、アッパーレシーバーと銃身を保持するとともに、短機関銃を取り扱うための部分である。グリップの前方、ロアレシーバー下部にはトリガー機構が配置されている。レシーバーロック(固定ピン)は組み付けられたアッパーレシーバーを固定する。
短機関銃には前方へ折りたたんでロアレシーバーの下側に収納できる折りたたみ式ストックが備えられている。戦闘状況に応じて、ストックを展開した状態、または折りたたんだ状態で射撃する。ストックを展開した状態は、主として比較的遠距離の目標を射撃する場合に使用する。一方、市街戦、不整地を移動する場合など、可能な限り迅速な射撃準備が必要とされる状況ではストックを折りたたみ、短機関銃を素早く取り扱えるようにする。折りたたみ式ストックを展開または収納する場合は、ストックのロックボタンを右方向へ強く押し込む。
ボルトはマガジンから弾薬を銃身の薬室へ送り込み、銃身後部を閉鎖するとともに弾薬を撃発させる。また射撃後には薬莢を引き抜き、外部へ排出する。
ボルトを構成する部品は次のとおりである。
ボルト本体、エキストラクターおよびボルトハンドル
ファイアリングピン、伸縮式チューブ、リコイルスプリングおよびバッファー
リコイルスプリングは、発射時の反動で後退したボルトを、その反発力によって再び前方へ押し戻す。同時に、このリコイルスプリングはファイアリングピン用スプリングの役割も兼ねている。
分解と組み立て
短機関銃を分解する際には弾薬を抜き、撃発準備が解除された状態にしておかなければならない。すなわち、薬室内に弾薬がなく、ボルトが最前進位置にある状態である。
分解は次の順序で行う。
1. レシーバーロック(固定ピン)を左手の人差し指と親指を使って下方向へ引き出し、約90度回転させる。
2. 銃身、アッパーレシーバー、マガジンハウジングおよびボルトをロアレシーバーから取り外す。右手でグリップを握り、人差し指でトリガーを引く。左手でマガジンハウジング部分のアッパーレシーバーをつかみ、銃身とアッパーレシーバーを右方向へ約4分の1回転させ、銃身とアッパーレシーバーを前方へ抜き取る。
3. 銃口をやや持ち上げ、右手でボルトを受け止め、アッパーレシーバーから抜き取る。
短機関銃はこれ以上分解してはならない。
短機関銃の組み立ては説明した手順を逆の順序で行う。
射撃時における銃内部の作動
弾薬を装填したマガジンが取り付けられ、短機関銃は装填状態にある。トリガー機構は後退したボルトを保持している。短機関銃の安全装置は解除されている。
トリガーを引くとシアーが下方へ動き、ボルトが解放される。
リコイルスプリングの力によってボルトは勢いよく前進し、その際にマガジン最上部の弾薬を銃身の薬室へ送り込む。エキストラクターの爪は薬莢底部の溝に掛かる。
ボルトは銃身後部を閉鎖する。ボルトから突き出しているファイアリングピンの先端が弾薬の雷管を叩き、発火させる。
発射によって生じた火薬ガスの圧力によりボルトは後退する。この際、エキストラクターが薬莢を後方へ引き抜き、薬莢はエジェクターによって右上方へ押し出され、エジェクションポートから排出される。
ボルトは後退を続け、圧縮されたリコイルスプリングの力によって再び前方へ押し戻される。
この作動はトリガーを放すか、マガジン内の弾薬がなくなるまで繰り返される。
作動不良、その解消方法および作動不良発生時の対処
短機関銃の射撃中に作動不良が発生した場合、射手は次のように対処しなければならない。
トリガーを放す。
マガジンを取り外す。
ボルトを最後退位置まで引く。
安全装置を掛ける。
銃内部に弾薬または薬莢が残っていないか確認する。
弾薬または薬莢が残っている場合には、これを取り除かなければならない。
特に、銃身内に異物などがなく、銃腔が塞がっていないことを必ず確認する。
射撃時に発生する可能性のある作動不良
症状 その1
薬莢が薬室内に残っている。弾薬がボルトと銃身の間に挟まっている。
対処方法
新しいエキストラクターに交換する。
原因
エキストラクターの作動不良、摩耗または破損。
症状 その2
薬莢が排出されない(ボルトに挟まれている)。実包がボルトと銃身の間に挟まっている。
対処方法
新しいエジェクターに交換する(武器係による作業)。
原因
エジェクターの摩耗または破損。
症状 その3
ボルトが最前進位置にあり、銃身内に実包が入っている。ボルトを後退させると未発射の実包が排出される。
対処方法
ボルトを操作して再装填し、射撃を続ける。ファイアリングピン先端が破損している場合は、新しいファイアリングピンに交換する(武器係による作業)。
原因
不発、またはファイアリングピン先端の破損。
症状 その4
弾薬が給弾されない。
対処方法
マガジンを取り外す。ボルトを後退させ、新しいマガジンを取り付ける。
原因
マガジンへの装弾状態が悪い、汚れている、または変形している。
短機関銃の付属品
各短機関銃には次の付属品が用意される。
・スリング 1本
・32発入りマガジン 6本
・6本のマガジンを収納するマガジンポーチ 1個 または
・各3本のマガジンを収納するマガジンポーチ 2個
・マガジンローダー 1個
・短機関銃用銃口キャップ
短機関銃の取扱い
マガジンへの装弾
32発を収納する短機関銃用マガジンへの装弾にはマガジンローダーを使用する。装弾する際はマガジンローダーの背面を左側に向けてマガジンに取り付け、ロックされるまで差し込む。次にマガジン底部を台などの上に置き、左手でマガジンローダーの可動部を止まる位置まで下方向へ押し込む。続いて右手で弾薬を1発ずつ、薬莢底部を左側に向けてマガジンリップの下へ入れる。そしてマガジンローダーの可動部に加えていた力を緩めながら、弾薬を左方向へ押してマガジン内へ装填する。
32発を超えて装弾してはならない。これ以上装弾すると、射撃時に作動不良が発生する可能性がある。32発をマガジンに装弾すると、一番下の弾薬がマガジンの確認穴から見える。
短機関銃の携行
整列時には短機関銃を右肩に掛けて携行する。マガジンポーチは腰のベルトに取り付けるか、肩から掛けて携行する。
安全装置と装填
短機関銃の重心付近を右手でつかみ、左手の人差し指でボルトハンドルを後方へ引く。そしてボルトハンドルを安全ノッチに掛ける。これによって安全状態となる。続いて左手でマガジンをマガジンハウジングへ差し込み、カチッと音がして固定されるまで押し込む。短機関銃を取り扱う際、特に各種操作を行う場合には銃口を常に斜め前方上向きにしておかなければならない。これで短機関銃は装填済みで安全装置が掛かった状態となる。
伏せた状態で短機関銃へマガジンを装着しなければならない場合には、マガジンハウジングがやや右側を向くように銃を少し右へ傾ける。
短機関銃への装填は、原則として戦闘状況によって必要となった場合にのみ行う。
安全装置の解除
安全装置を解除するのは射撃直前とし、その際には銃口を射撃方向へ向けておかなければならない。安全装置を解除するには、左手でボルトハンドルを最後退位置まで引き、安全ノッチから持ち上げて外す。その後ボルトハンドルを右側へ戻し、ボルトがシアーによって保持される位置にする。
マガジン交換
マガジンを交換する場合には、左手でボルトハンドルを安全ノッチの位置まで後退させる。これによって安全装置が掛かった状態となる。続いて左手でマガジンを握り、マガジンキャッチを解除してマガジンを抜き、新しいマガジンを取り付ける。
弾抜き
銃口は斜め前方上向きにしておかなければならない。弾抜きの際には、まずマガジンを取り外す。その後、エジェクションポートから内部を目視し、銃身内に弾薬が残っていないことを確認する。銃身内に弾薬がないことを確認したら、トリガーを引いた状態でボルトをゆっくりと前進させる。
短機関銃の清掃
短機関銃の清掃には34型クリーニングキット(Reinigungsgerät 34)を使用する。その構成品は次のとおりである。
・クリーニングチェーン 1本
・クリーニングブラシ 1本
・オイルブラシ 1本
・武器用クリーニングオイル入りオイル容器 1個
・機関部/薬室後部清掃具・分解工具 1個
・クリーニング用ウィック 4本
これらの用具は金属製容器に収納されている。クリーニングチェーンはクリーニングブラシおよびクリーニング用ウィックを銃身内に通すために使用する。チェーンの端にはリングがあり、ここにクリーニングブラシ、またはクリーニング用ウィックを取り付ける。銃身内へ通すクリーニングチェーンは原則として薬室側から銃口方向へ通す。清掃の際は銃口が下を向くよう、左手で銃身を持つ。右手でチェーンの先端を薬室側から銃身内へ入れ、そのまま銃身内を通して銃口側へ出す。左手では銃身の前方約3分の1の部分をしっかり保持する。右手で銃口から出ているチェーンを手に巻き付けるようにしてつかみ、途中で何度か持ち替えながら、チェーンに取り付けたブラシまたはウィックを銃口方向へ引き抜く。
クリーニングブラシとオイルブラシはいずれも毛ブラシである。クリーニングブラシの中央部分には真鍮製の毛が使用されている。クリーニングブラシは銃身内部の付着物を除去するために使用する。ブラシに武器用クリーニングオイルを含ませることで、付着物をゆるめて除去しやすくする。
一方、オイルブラシは銃身内部へ油を塗布するためだけに使用する。
オイル容器には滴下弁が備えられている。これはブラシへ油を滴下するために使用する。
クリーニング用ウィックは次の目的に使用する。
1. 薬室および銃身内部の油を拭き取る。
2. 射撃後、クリーニングブラシによって剥がされ、武器用クリーニングオイルと混ざった薬室および銃身内部の汚れや付着物を除去する。
クリーニング用ウィックをチェーンに取り付けて銃身内へ通すことができるよう、ウィック中央部をリングに通し、ウィックの両端が同じ長さになるまで引く。その際、ウィックを構成するすべての糸がリングを通っていることを確認する。
射撃を行う前には、短機関銃の銃身内部から、前述の方法によって油を完全に除去しなければならない。射撃後には、まず銃身内部へ仮に油を塗っておく。これは銃身内部に残った付着物や一部固着した残留物をゆるめ、油を十分に浸透させることによって、その後の本格的な清掃を容易にするとともに、銃身内部を錆から保護するためである。
本清掃
本清掃は射撃を行った後には毎回実施する。また、銃が濡れたり、ひどく埃をかぶった場合にも行う。本清掃の目的は事前に油を塗ることでゆるめておいた残留物、および銃身内に入り込んだ異物(埃、汚れなど)を除去することである。さらに、銃の外部および内部のすべての部分を清掃する。
本清掃は、次の順序で実施する。
1. 短機関銃を分解し、各部品を布の上に置く。
2. クリーニングブラシをクリーニングチェーンへ取り付け、十分に油を含ませ、薬室側から銃身内へ2回通す。ブラシを銃身内へ通した後、クリーニングブラシとチェーンに付着した汚れや油を、清掃用の布で拭き取る。
3. 乾燥した清潔なクリーニング用ウィックをチェーンへ取り付け、薬室側から銃身内へ通す。銃身内を通したウィックが汚れた場合には、新しいウィックと交換する。ウィックの片面だけが汚れている場合には、清潔な面が外側になるよう裏返し、再び使用してもよい。ウィックを銃身内へ通して交換する作業は、銃身内を通した後のウィックがきれいな状態で出てくるまで繰り返す。これで銃身内部は清潔な状態となる。
4. オイルブラシへ十分に油を含ませ、クリーニングチェーンへ取り付ける。そして、清掃済みの銃身へ薬室側から1~2回通す。黒染め処理された鋼製部品は布で軽く叩くように拭き、湿気、埃、汚れを除去する。その後、すべての鋼製部品について、武器用クリーニングオイルを含ませたクリーニング用ウィックで、ごく薄く油を塗る。
注意書き
H.V.Bl. 1941 Teil C Nr.985 第2付録
作動不良を防止するための短機関銃の取扱いについて
A. 使用前に行う措置
1. マガジンを装着しない状態でボルトを前後に動かし、ボルトが円滑に作動するか確認する。
2. 銃口キャップを使用し、銃口から汚れが侵入するのを防ぐ。
3. 変形した弾薬や汚れた弾薬をマガジンへ装填しない。
4. マガジンへ装弾する前に、マガジンが清潔であるか確認する。その際、次の点を点検する。
a) マガジンケースからマガジンスプリングとフォロワーを取り出す。
b) マガジンケース内壁を布で清掃し、手で触れてわずかに油分を感じる程度に、ごく薄く油を塗る。
c) 変形したマガジン、または押しつぶされて変形したマガジンには弾薬を装填しない。
d) マガジンスプリングのばねの弾力を確認する。マガジンスプリングの長さがマガジンケースよりコイル約2巻分長ければ十分である。
5. マガジンへ装弾した後、マガジンローダーを使用して最上部の弾薬をさらに5~10回程度下方へ押すことを推奨する。弾薬の動きが軽くなり、滑らかに動くことが手応えで確認できるまで行う。
6. マガジンポーチの内側・外側から砂や汚れを除去する。
7. マガジンは必ず開口部を下向きにしてマガジンポーチへ収納する。
B. 使用中に行う措置
8. マガジンを取り付ける際には、マガジンキャッチがカチッと音を立てて確実に掛かることを確認する。
9. エジェクションポートから銃内部やマガジンへ埃や汚れが侵入するのを防ぐため、短機関銃を迅速に射撃準備状態へ移行できるよう、次の状態にしておく。
ボルトを最前進位置にした状態で、マガジンをマガジンハウジングへ装着しておく。激しい衝撃を受けた際にボルトが後方へ動くことを防止するための暫定的な措置として丈夫なストラップをボルトハンドルに掛け、ボルトが後退しないよう固定する※図参照。射撃する場合には、ボルトハンドルからストラップを外し、ボルトをシアーより後方まで引くだけでよい。ボルトハンドルを安全ノッチまで引き、安全状態にする必要があるのは、すぐに射撃を行わない場合だけである。
10. 伏せる際には装着されているマガジンが地面へぶつからないよう注意する。
11. 射撃姿勢を取る際、特に移動しながら射撃する場合には、左手でマガジンハウジングの、できるだけレシーバーに近い位置をつかんで銃を保持する。マガジンの下半分をつかんで銃を保持すると、マガジンそのもの、およびマガジンハウジング内でのマガジンの取り付け状態に不具合が生じる。その結果、作動不良が発生する。
12. 戦闘の合間には、その都度、短機関銃、マガジンおよびマガジンポーチを点検する。
13. マガジンポーチはマガジンを取り出した後、およびマガジンを収納した後には必ず閉じる。
C. 一般事項
14. マガジンへ弾薬を装填した状態にしておくのは、戦闘状況上必要な期間だけとする。マガジンは特に入念な取扱いと手入れを必要とする。とりわけ、銅メッキされた鉄製薬莢を使用する弾薬を射撃しなければならない場合には、特に注意すること。
書籍注文票
封筒に入れ、3ペニヒ分の切手を貼って郵送すること。
私は、下記の書籍を注文します。
注文先: ハインツ・デンクラー出版社
ベルリン C2、An der Schleuse 5a
教育・訓練用書籍
書籍名 価格(RM)
1. 教練と号令の方法(図33点) 0.50
2. シャール、トルップ、シュトゥルムの隊列教練 0.50
3. 兵舎・居室・ロッカーの整理規則 0.25
4. 地図と地形の知識(図15点) 0.25
5. Gewehr 98小銃と34型クリーニングキット 0.25
6. 小銃の清掃と手入れ(図15点) 0.30
7. 騎銃と34型クリーニングキット(図33点、図版1枚) 0.25
8. P08拳銃とその使用方法 0.25
9. MP38/40短機関銃 0.25
10. P38拳銃 0.25
11. 地形の評価と地形の説明 0.50
12. 行軍用コンパスとその使用方法(図12点) 0.25
13. SAスポーツ章の取得方法 0.25
14. ドイツ国体育章の取得方法 0.50
15. 射撃の一般知識(図30点) 0.25
16. 正しい行進方法とその関連知識 0.25
17. MG34機関銃(多数の図と図版を収録) 1.00
18. M24手榴弾 0.25
19. 信号拳銃 0.25
20. 距離を正しく目測する方法 0.25
21. 距離目測用記録帳 0.15
22. ドイツ空軍の徽章・軍服・組織・運用 0.30
23. 小口径射撃(ドイツのスポーツ用モデル) 0.25
24. 事故発生時の応急処置 0.60
25. 応急包帯とその使用方法 0.60
26. 手旗信号とモールス信号 0.25
27. 正しいテントの設営方法(図80点) 0.50
28. ワルサー7.65mm拳銃 0.25
29. ザウエル7.65mm拳銃 0.25
30. 報告書の作成方法(略図の作成方法を含む) 0.25
31. 人命救助章の取得方法 0.40
32. ドイツ陸軍の軍服と徽章 0.30
33. ドイツ空軍の軍服・徽章・組織 0.50
34. ドイツ海軍の軍服と徽章 0.50
35. 焼夷爆弾への対処方法 0.50
内部勤務用の書籍・帳票類
商品名 価格(RM)
1. シャールおよびトルップ指揮官用勤務管理簿 0.25
2. 防空・工場防空・赤十字などの勤務管理簿 0.25
3. 勤務命令用紙綴り 0.40
4. 報告用紙綴り(陸軍規定様式) 0.25
5. 訓練用報告用紙綴り(報告文・略図などの記入例付き) 0.30
6. 集合時の人員数報告用紙・25枚綴り 0.10
7. 集合時の人員数報告用紙・50枚綴り 0.25
8. SA、HJ、DJ、NSKK用および団体名なしの勤務手帳(各) 0.10
9. SA、SS、HJ用の勤務欠席報告書 0.25