■カール・ツァイス 4倍望遠照準器 / Zielvier
「Zielvier」は1920年頃、カール・ツァイスが市販した倍率4倍の小銃用望遠照準器。「高性能・薄暮時の使用にも適する」として狩猟などの民生用途で幅広く使用されており、当時の主力商品の一つだった。今の価値に換算すると販売価格は10~15万円程度と思われる。この民生品スコープはKar98kでも使用され、製造メーカーコードやグリスコードの刻印を打ち、仕様を若干変更したドイツ軍仕様も生産された。
「Zielvier」は市販スコープを取り付けたKar98kを紹介するドイツ陸軍のマニュアル「民生品望遠照準器を装着したKar98k(Karabiner 98k mit handelsublichen Zielfernrohren)D136/2」にも掲載されおり、様々な4倍望遠照準器が運用されたドイツ軍の中でも使用頻度が高い。
本項では現存数が少ないドイツ軍仕様の Zielvier とターレットマウントを紹介する。
■各部のディテール紹介
・カール・ツァイス 4倍望遠照準器